2種類の勉強 [勉強のテクニック]

勉強には、知識を増やす勉強と、習熟度を高める勉強の2種類があります。どちらも重要ですが、目的に応じてそれらのバランスをよく考えなければなりません。


例えば、学校英語は知識を増やす勉強にウェイトが置かれています。しかし、「ネイティブ・イングリッシュ」などで指摘されているように、日本人が日常英会話を話せるようにならない原因が、まさに知識偏重にあるのです。難しい知識を増やす勉強を止めて、習熟度を高める勉強を行え、というわけです。


また、大学入試や難関資格試験でも、習熟度を高める勉強が不可欠であり、合否の鍵になります。


知識と習熟度は相補的な部分があり、習熟度を高めるためにはある程度の知識が必要になり、また、ある程度の習熟度に達していないと理解できない知識もあります。


例えば、数学で極限値を求める計算ができるようになっていないと、微分の公式を学んでも理解できないですよね。


一般的に、知識を増やす勉強よりも、習熟度を高める勉強の方が時間がかかります。その点を考慮して勉強のスケジュールを決めることが大事です。


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